リスクマネジメント
リスクマネジメント
當社は管理すべきリスクを、事業機會に関連するリスク(戦略リスク)と事業活動の遂行に関連するリスク(業務リスク)に分類し、戦略リスクは取締役會において、討議?管理し、業務リスクは各組織階層において、それぞれ所管する業務についてリスク管理を実施しています。なお、リスク管理全般を統括する組織としてリスク管理委員會を設け、リスク全般につき管理する體制をとっています。また、危機管理についても、「フジクラリスク管理規程」において、情報のトップへの速やかな伝達と対応組織の構築および責任體制などを定めています。
業務リスクは、コンプライアンス、品質保証、環境管理、安全衛生、情報セキュリティなど、現代社會における企業活動に伴い発生する多様な事象を、それぞれの専門組織を中心とした體制によって日常的に管理しています。法務室、品質保証部、CSR推進室、人事部、総務?広報部、システム部、輸出管理室など、當該事象を専門的に取り扱う組織が、各事業部門にたいして、企業が求められている社會的要件を充足し、かつ企業の存続発展のためにとるべき行動を指し示し、もっとも適切な行動を選択するよう促しています。當社は単に法令遵守にとどまらず社會的な要請を意識しながら、社會、顧客、消費者、従業員、取引先、株主などの多様なステークホルダーから信任を得られるよう活動しています。
情報セキュリティ
高度情報化社會の進展は、企業活動における情報の重要性と情報システムの活用度を飛躍的に高めています。特に近年、電子情報に対するリスクは増大してきており、セキュリティに対する取り組みは企業活動上の最重要課題の一つであると認識しております。當社は當社グループが取り扱うすべての情報資産を適切に保護するために、2005年に「電子情報のセキュリテ?;疽幊獭工蛑贫à筏蓼筏?。これを役員?社員に継続的に周知?徹底し遵守することにより、情報セキュリティに関する社會的責任を果たします。
基本方針
- 適切な人的、物理的、技術的対策を講じ、情報資産において不正な侵入、漏えい、改ざん、破壊などを阻止する。
- 自らが加害者にならない。
- 萬一セキュリティ事故が発生した場合に速やかに対応し、その被害を最小限にとどめる。
- セキュリティに対する活動を継続的に実施し、かつ新たな脅威にも対応できるよう、セキュリティ管理體制を確立し、その活動により高い安全性を確保する。
これからも、情報資産管理の著実な実施?定著、情報セキュリティ教育を通じ、情報セキュリティ推進活動をさらに強化することにより情報セキュリティレベルの底上げを図り、當社グループが取り扱うすべての情報資産の安全を確保して社會から信頼される企業グループを目指しています。